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注目記事 (2004/3/29)

Opinions:
 
経済文化で世界牽引:新・京都モデル
今井賢一 (スタンフォード日本センター理事)
  
今井氏は、これからの日本に必要なのは、単なる経済力ではなく、世界をリードする革新を生む「経済文化都市」の育成であり、そのモデルは京都にあるとする。これからは、先端技術や知識を有する「創造的階級」の人々が、従来のように、仕事のために集まるのではなく、それぞれが働き住むところで、自らの生活様式をつくることにより、社会を規定してゆくことが可能になる。京都には、技術・人材・許容性という三つの要素が存在しており、異なる価値の新結合により、普遍的な経済文化的価値が生み出され、その尺度が世界に広がって行くと今井氏は期待する。
英語の原文: "Leading the World with Unique Culture -
New Kyoto Model: Recognition of Creativity in Everyday Life"
http://www.glocom.org/opinions/essays/20040329_imai_leading/
 詳しい記事
 
Debates:
 
「台湾の選挙結果:中国への警告」 
デレク・ミッチェル (国際戦略研究所シニア・フェロー)
  
ミッチェル氏は、先日の台湾での選挙結果はまだ再集計の可能性を残しているものの、その結果は明らかに台湾の市民の過半数が中国とは異なる独自の道を選んでおり、それは2000年の選挙とくらべてもその意見が増えていることからも明らかであるという。中国は台湾統一のために武力を使わず説得で行うとしているが、それはもはや効果を持たない。一国二制度も新味がない。中国は台湾の実績を真剣に受け止めて、オープンに接することから始めるべきであり、そうすれば50年後には統一も可能であろうとミッチェル氏は主張する。
英語の原文: "Taiwan's Election: A Wake-Up Call to China"
http://www.glocom.org/debates/20040325_mitchell_taiwan/
 
Video Interview:
 
「ゴーストライターの楽しみ」
勝又美智雄 (GLOCOMフェロー)
  
勝又氏は、日本経済新聞社の記者として何人かの著名な外国人の自伝(「私の履歴書」)のゴーストライターを務めた経験談とエピソードを語っている。その著名人のなかには、ウィリアム・フルブライト上院議員、ジャック・ウェルチGE会長、ルー・ガースナーIBM会長が含まれている。このような著名人は日本ではその活動の一部が紹介されていただけであったが、自伝によってその全体像が浮かび上がり、彼らの人間的な側面が明らかにされたと勝又氏は述べている。
英語の原文: "The Joy of Ghost Writing"  video
http://www.glocom.org/interviews/s_inter/
index5.html#0326katsumata
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