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注目記事 (2005/1/11)

Opinions:
 
「日米関係:これからの百五十年」
 大河原 良雄 (元駐米日本国大使)
 ジョン・ダウワー (MIT教授、歴史学者)
  
   筆者は何れも日米それぞれの事情に加え日米間の関係に詳しく、また実際に政策決定に携わって来た。ここでは、交換書簡の形で、両者による歴史を踏まえた広範な知識と深い洞察を背景とした意見交換が行われている。
   大河原氏は、1951年にガリオア・プログラムに則って初めて米国留学を果たした時から説き起こす。そして大使を務めて居た頃の日米経済摩擦の経験を振り返りつつも、今後も緊密な日米関係に変わりはないと述べる。
   ダイワー氏はこれに呼応する形で、1958年に留学生として初めて来日したときの印象を基礎に、日米関係の歴史を振り返りつつ、日本が経験したバブルとその後の処理についても敷衍しつつ、日本が今後アジアの中で果たす積極的・建設的な役割に大きく期待すると述べる。

英語の原文: "America and Japan: the Next Century and a Half"
http://www.glocom.org/opinions/essays/20050111_okadow_america/
Opinions:
 
「米国の対アジア政策の将来」
 マイケル・アーマコスト (元駐日大使)
  
   ブッシュ政権が二期目に入るに際し、政権内で外交に携わるメンバーの変更が明らかになって来ている。特にアジア関係では大規模な異動が行われるが、この、新外交チームは対アジア政策をどのように方向付けようとしているのか、元駐日大使のアーマコスト氏が解説を試みる。
   大枠としては、米国の対アジア政策に変更は無いと思われる。しかしそれは、イランの核兵器開発を含む中東情勢への対応に忙殺されるから、という消極的な理由からであり、今後もアジアの安定に大きな利害を有する米国としては、北朝鮮の動向を監視しつつ、アジアの主要国との関係緊密化に一層の努力と配慮を怠ることは無い、と同氏は述べる。

英語の原文: "What's Ahead for U.S. Policy in Asia?"
http://www.glocom.org/opinions/essays/20050111_armacost_what/
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