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注目記事(2008/12/22)

Debates:
 
「イエス・ウイ・キャン・ジャパン、われわれはできる」
  シーラ・スミス (米外交問題評議会上級研究員)
  
  世界中の多くの市民にとって、11月4日のアメリカ人の決断は、自分たちのリーダーを選ぶのと同じくらい重要なことであった。そして今日では、オバマ次期大統領への期待は、米国民に限らず他国の市民の間でも高まっており、もちろん日本でもそうである。
  もっとも先日、ジャーナリストの土井あや子氏が、日本人はそれほどオバマ氏の勝利に酔っていないようだというレポートを書き(http://www.glocom.org/debates/20081118_doi_why/)、アメリカ側で日本人の冷たい反応について心配する声も出ているが、私は土井氏とは異なる印象を持っている。私の見るところ、小浜市の住民がお祝いにフラダンスを踊って笑いを振りまいていることに象徴されるように、日本の市民も他国民と同じくらい熱狂的にオバマ氏に期待しているようにみえる。ただし、日本の指導層の反応はもっと複雑で、次期米政権の日米同盟にとっての意味についてはさまざまな意見があるといえる。……… (中略)…………… 何よりもアメリカは、依然として日米パートナーシップの可能性を信じる日本を必要としている。そしてアメリカ人は政治信条にかかわらず、日米同盟の価値を固く信じている。
  2009年1月20日に就任するオバマ大統領と新たな外交チームは、もっとも親しい同盟国の一つである日本からアイデアとエネルギーをもらえれば、非常に元気付けられるであろう。重要なことは、日本に何ができるかをたずねることであるが、もし可能ならば日本がいつでもできる行動のリストを示して、日本はこれができると言えればそれがベストであろう。

英語の原文: Yes, We Can, Japan - Yes, We Can
http://www.glocom.org/debates/20081218_smith_yes/
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