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注目記事(2009/9/24)

Commentary:
 
「ビルマ、ウェブ上院議員とウー・ウィン・ティン」
  デビッド・スタインバーグ (ジョージタウン大学)
  
  ジェームス・ウェブ上院議員の最近のビルマ・ミャンマー訪問は、ビルマ人の民主化運動から攻撃を受けている。そのプロテストは、誠実で明確な意図を持つ一方、ウェブ氏訪問の趣旨を取り違えている。彼がそこに行ったのは現在の軍事政権を賞賛したり、正当化するためではなく、この誇り高き国から、軍事政権を排除し、民主主義の復活を目指した、より効果的な政策を編み出すことを助けようとしたことであった。
……………………………(中略) ……………………………………………
  ウェブ氏の訪問は、この対話の進展を始めるための最初で重要なステップであった。変革とよりよき関係は、ゆっくりと進展しそうであり、両勢力のより段階的で互恵的な行動次第ということになるであろう。ウェブ氏は、適切にこの国の情勢の改善を求めたといえる。それは重要で生産的な始まりであったが、前途に横たわる問題について幻想を抱くべきではない。しかし、ある者は、制裁を課すことは簡単であるが、それを排除することは難しいことは明白である、と考察する。しかし、この複合的なビルマの状態を取り扱い始めるにあたり両陣営が取り得る他の幾つかの手段もある。繁栄し、安定したビルマ・ミャンマーは、その国のためや中国やインドといった近隣国や、アセアン諸国や米国のためになる。孤立化はこの国や国際社会が直面する課題を悪化させる。我々は、ウェブ上院議員の訪問が齎した穏当な始まりを賞賛し、積極的な波及効果を探っていくべきである。
(ウェブ論文の全文については、以下を参照)

英語の原文: Burma, Senator Webb, and U Win Tin
http://www.glocom.org/debates/20090921_stein_burma/
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