注目記事 (2002/11/18) |
|
Opinions: |
| 「さらに愚かしさを加える経済政策」 グレゴリー・クラーク(多摩大学名誉学長) |
| |
グレゴリー・クラーク氏は、日本の経済危機を無視して長期的な改革のみを強調することは愚かであると指摘。特に、小泉政権による金融改革は、不良債権問題を解決するどころか、かえって悪化されるであろう。そもそも現在の不良債権の大部分は、1997年以来の日本の「改革ブーム」の動きによって出来たものであるから、ここで政府がやるべきことは、愚かにも改革にしがみつくのではなく、思い切った経済の刺激策を取り、資産価格と個人消費を反転させることである。大きな企業が倒産し、デフレ経済が底割れする前にお金を使ったほうが賢いであろうと、クラーク氏は主張する。
英語の原文: "Economic Foolishness Deepens"
http://www.glocom.org/opinions/essays/200211_clark_economic/
|
|
Debates: |
| |
| |
|
詳しい記事
|
|
| 「日本の金融システムの手術に関する福井提案へのコメント」 リチャード・ベルナー(上智大学助教授、プロフィット・リサーチ・センター主席エコノミスト) |
| |
|
|
Tech Reviews: |
| 「情報通信分野のアクセスの標準化:バリアフリーの設備とサービスを」 山田肇(東洋大学教授) |
| |
山田肇氏は、日本において視覚障害やその他の身体的障害をもつ人々の情報通信へのアクセスを促進するための設備やサービスの標準化への努力が進められており、通常は対立しがちな省庁がこの問題については協力してJIS標準を確立しつつあることを指摘。ただし、今後は国際的にも協力して標準化を進めなければならないとも主張している。
英語の原文: "Standardization of Accessibility in the Area of Information Communications -- Towards Barrier-Free Equipment and Services of Information Communications --"
http://www.glocom.org/tech_reviews/jt_review/20021113_s48/
|
|
Special Topics: |
| 「日本における出生率の低下:第1部―育児休暇の数値目標」 J. ショーン・カーティン(日本赤十字看護大学教授) |
| |
|
|
Newsletters: |
|
|
| |