注目記事 (2002/12/24) |
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Opinions: |
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ロナルド・ドーア氏は、EUへのトルコの参加問題と対比させて、アジアの自由貿易地域形成の動きを取り上げる。特に、去る11月にプノンペンで開催されたASEANの会議における日本と中国の自由貿易協定に関するイニシアティブの取り合いについて触れて、中国がアジアの弱い経済の国々に配慮して将来の自由貿易地域創設への具体的な提案をしているのに対して、日本が枠組みと予測だけで、具体的なステップを示していないことを批判する。
英語の原文: "Integrating: Economically and Culturally"
http://www.glocom.org/opinions/essays/200212_dore_integrating/
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詳しい記事
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Debates: |
| 「日本で急増する中国人学生の数」 ショーン・カーティン(日本赤十字看護大学教授) |
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ショーン・カーティン氏は、日本のあらゆる分野で中国人が増加していることを指摘。その背景には中国人学生の急増がある。日本には10万人弱の外国人学生がいるが、そのうち6割以上が中国大陸からの留学生である。これは1年間で1万5000人も増加しており、成長率でいえば33%の増加である。そのために留学生用の滞在先探しが難しいなどの問題が起こっているが、日本で学ぶことについて彼らは非常に前向きである。
英語の原文: "Meteoric Rise in the Number of Chinese Students"
http://www.glocom.org/debates/20021224_curtin_meteoric/
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Tech Reviews: |
| 「2002年は研究開発支出の構成が変化」 GETIスタッフ |
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2002年を振り返ると、企業の研究開発投資については、その内容構成がグローバルな規模で大きく変化し、ソフトウェアなどいくつかの分野では増加した反面、通信や半導体では急減した。興味深い変化は、既存の技術を高めるための投資が盛んではあったが、一方で、ナノテクのような先端技術への投資もかなりの規模で行われたことである。国別で見ると、米国と日本による研究開発支出が圧倒的に多いが、欧州の企業やアジア諸国も頑張っている。
英語の原文: "2002 a Mixed Year for R&D Spending"
http://www.glocom.org/tech_reviews/et_report/20021219_s36/
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