注目記事 (2003/3/18) |
|
Opinions: |
| |
| |
ドーア氏は、この1週間が国連の歴史に残る劇的な週であったという。いよいよブッシュ大統領もブレア首相も腹を固め、国連での正当化決議の有無にかかわらず戦争に参加し、早期戦争終結に政治生命をかける。今週にも予想される戦争を、その直接的な帰結、国際的な友好関係や同盟関係への影響、世界秩序の構築への長期的影響、さらに米国国内への影響などの面で検討を加える。
英語の原文: "A Dramatic Week for the History of the United Nations"
http://www.glocom.org/opinions/essays/200303_dore_dramatic/
|
詳しい記事
|
|
Debates: |
| 「戦争屋を駆り立てるもの」 グレゴリー・クラーク(リサーチ・ジャパン・オフィス代表) |
| |
クラーク氏は、米国がイラクに対する戦争に固執する理由として色々な点が挙げられているが、最大の理由は米国の軍事諜報機関が巨大な力をもって敵を勝手に作り出している面が大きいと指摘する。予防的攻撃を容認する政策は、それに対処するための動きを侵略的とみなされて実勢に攻撃される危険がある。このような状態のもとでは、戦争や紛争を起こすことに利権を持っている勢力に費やされる資金に等しい額を、平和裏によりよい世界を作るため努力している勢力に使うことをクラーク氏は提案する。
英語の原文: "What Drives the Warmongers"
http://www.glocom.org/debates/20030317_clark_what/
|
|
| 「歩み寄る米国と韓国」 ラルフ・コッサ(CSIS 太平洋フォーラム) |
| |
コッサ氏によれば、米国と韓国が北朝鮮問題で様々な対立的な議論を展開しているが、ただ一つ同意しているのは、ますます手におえなくなってきている北朝鮮を抑えるため、米国と韓国が緊密に協力しないかぎりは解決策を見出せないという点である。そのためには、米国と韓国の基本的な立場の違いをよく理解し、その上で両国が共同声明の形で明確なメッセージを北朝鮮に送る必要があるとコッサ氏は主張する。
英語の原文: "U.S., ROK Narrow the Gap"
http://www.glocom.org/debates/20030317_cossa_us/
|
|
|
Special Topics: |
| 「日本経済:国際比較と現下の問題」 宮尾尊弘(国際大学GLOCOM教授) |
| |
|
|
Newsletters: |
|
|
| |