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注目記事
(2003/6/2)
Opinions:
「
イラク後の新たな国際協調
」 田中明彦 (東京大学教授)
田中氏は、先のイラク戦争は、過去にあったような国際秩序を再編成するものではなく、イラクを唯一の敗者とする局地的出来事であったと指摘する。先進国間での意見の相違はあったが、テロや感染症のような問題に対しては、国家間の協調が必須であることに皆気付いている。イラクのような無責任な国であっても、直ちに武力干渉を行って良いということは無いであろうが、一方でこのような国に対する同情は得られなくなって来ている。米国の力は圧倒的であるが、その方向性に影響を与える日本や英国などの同盟国の役割も重要である、と田中氏は強調する。
英語の原文: "International Cooperation After Iraq"
http://www.glocom.org/opinions/essays/
20030602_tanaka_international/
詳しい記事
Debates:
「ブッシュとの会談で延命する小泉首相」
ショーン・カーティン (GLOCOMフェロー)
カーティン氏によれば、先日の日米首脳会談は、小泉首相の政治的立場を強めて、秋の総裁選での勝利を確実にしつつあるようにみえるという。それは小泉首相が国民の目をもっぱら外交問題に向けて、イラク復興に関する特別立法を今国会を延長してまで通すことや、これからブッシュ大統領がアジアの首脳と会って議論する北朝鮮問題などに注目を集めることによって、アキレス腱である経済問題などに触れずに総裁選を乗り切ることを助ける、とカーティン氏は主張する。
英語の原文: "Bush Boosts Koizumi's Hopes of Staying in Office"
http://www.glocom.org/debates/20030602_curtin_bush/
「パラサイト・シングルの理解のために」
ダニエル・ドーラン (コミュニケーション・ジャパン代表)
ドーラン氏は、ショーン・カーティン氏のパラサイト・シングルに関する論文(
http://www.glocom.org/special_topics/social_trends/
20030526_trends_s38/
)で、それが日本だけの現象でないことを強調しているが、日本のパラサイト・シングルについての他の研究によれば、日本の場合には子供を同居させている親が、子供が寄生していることを陰に陽に奨励しており、子供が親の相手をしてやがて面倒をみてくれることを期待してる向きもあるという。日本のパラサイト・シングル現象は、確かに日本だけの現象ではないが、一見したよりも複雑な社会現象である、とドーラン氏は指摘する。
英語の原文: "Comment: A Fuller Understanding of 'Parasite Singles'"
http://www.glocom.org/debates/20030602_dan_com/
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