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注目記事 (2003/6/9)

Opinions:
 
凋落を止めるに十分でない日本の改革」 ヒュー・コータッチ (元駐日英国大使)
  
英国では日本に関して悲観的な報道しか見なかったというコータッチ氏は、今般改めて訪日して実情を見た印象として、やはりそれらの報道の通り、日本の先行きにはあまり期待が持てないと述べる。新開発地域等、一部では賑わいを見せているが、価格の下落や出生率の低下等、中長期的に深刻な事態を招く兆候が表れている。確かにここ十年で日本は大きく変わったが、実は改革の速度も規模も全く不足しており、日本の凋落はこれからも続くであろうとコータッチ氏は述べる。
英語の原文: "Change Hasn't Halted Decline"
http://www.glocom.org/opinions/essays/20030609_cortazzi_change/
 詳しい記事
 
Debates:
 
「米軍のリストラと日本:さらなるコメント」
ジョン・デボア (GLOCOMリサーチ・アソシエイツ)
  
ジョン・デボア氏は、ジェームズ・ショフ氏による議論(http://www.glocom.org/debates/20030604_schoff_com/)、つまり東アジアにおける米軍の配置換えが必ずしも日本や韓国の軍事的な重要性の減少を意味するものではないという議論に対して、日米同盟の性格が急速に変わりつつあることを指摘。日本の戦略的価値は、日本がどれだけ米国の軍事的目的にかなうような参加と努力を行うかにかかっており、したがって、日本の対応いかんでは、米国が今日は日本を重視するが明日には軽視するという事態が十分に考えられるとして、全体の流れに対して懸念を表明している。
英語の原文: "Further Comment on US Troop Restructuring and Japan"
http://www.glocom.org/debates/20030605_deBoer_com/
 
Special Topics:
 
「環境教育:第2部―その他の環境問題と社会運動」 井口博貴 (青森大学教授)
  
井口氏は環境教育シリーズの第2部で、前回の第1部で議論された環境問題以外に、ごみ資源の浪費、土壌荒廃、原子力汚染の問題などを取り上げ、その科学的な研究に言及した後、環境問題解決のためのNGO活動について触れている。特に、国連のUNCEDがそのような運動を奨励していること、また主なNGO組織であるWWF (World Wide Fund for Nature), グリーンピース、FoE (Friends of the Earth)があることなどを指摘して、説明を加えている。
英語の原文: "Environmental Education: Part 2 – Other Environmental Issues and Social Movement"
http://www.glocom.org/special_topics/colloquium/
20030609_iguchi_environmental2/
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