佐藤氏は、今回成立したイラク支援法に基づいて、自衛隊がイラクに派遣されることについての問題点を指摘し、国内的には小泉人気で反対論をかわして法律を成立させたものの、実際にゲリラ戦争が続いているイラクでどれだけの成果を挙げられるかについては過大な期待はできないこと、また現状では米国が日本に圧力をかけることは非生産的であること、さらにこれからは注意深くこのような方向を模索し、足元を固めていく以外にないことを指摘している。
英語の原文: "The Ground Self-Defense Forces Will Go to Iraq Without a Blue Helmet"
http://www.glocom.org/debates/20030804_sato_ground/