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注目記事 (2003/11/4)

Opinions:
 
日本の回復は本物か?
行天豊雄 (国際通貨研究所理事長)
  
行天氏は、ここへ来て日本経済が改善している兆候が見えるが、これは本物の回復であるかについて、金融機関の脆弱性、持続するデフレ、財政赤字、貧弱な企業統治、過度の規制、政治の硬直性、人口の高齢化、という7つの問題点を日本は抱えているとして、これら7つの点について、それぞれ詳細な検討を本文中で行っている。そして総括的な結論として、日本経済の急速な力強い回復を期待するのは時期尚早であるが、しかし最近の改善の兆候は、単なる循環的要因の表れではなく、経済・社会・政治の深いレベルからの変革の結果であると主張する。
英語の原文: "The Revival of Japan, Is It Real?"
http://www.glocom.org/opinions/essays/20031104_gyohten_revival/
 詳しい記事
 
Debates:
 
「米中は同盟関係を築くか」
ブラッド・グロッサーマン (CSISパシフィック・フォーラム研究ディレクター)
  
グロッサーマン氏は北朝鮮による核武装の危機がいかに深刻なものであり、朝鮮半島や日本の運命を左右するだけでなく、核拡散防止協定にも影響を与え、米国のアジア地域でのリーダーシップにも直接に関わる問題であると指摘する。その上、北朝鮮問題を解決する上で中国が果たす役割の重要性に触れて、この点で米国は中国を頼りにせざるを得ないが、米中の利害関係を考えると大きなジレンマであり、米国は長期的にはアジアのリーダーシップを中国に渡すべきかどうかを考えざるを得ないかもしれないと述べている。
英語の原文: "US-China: the Next Alliance?"
http://www.glocom.org/debates/20031104_gloss_us/
 
Video & Audio:
 
「宮尾尊弘の情報発信研究所:第1回」
宮尾尊弘 (GLOCOM教授・情報発信機構長)
  
情報発信機構がラジオたんぱ(ラジオ日経)と協力して、国際情報発信の新しいラジオ番組の放送を開始し、その第1回が11月2日(日)に放送された。その内容としては、まず第1部「バーチャル論壇」で、情報発信プラットフォームに掲載されたオピニオン論文を紹介し解説する。第1回は最近掲載された猪口教授の論文と小林会長の論文を取り上げた。第2部「トレンド・リサーチ」は、よりソフトなトピックスを取り上げるコーナーで、第1回は日本のソフト・パワーやグロス・ナショナル・クールという概念を説明するとともに、日本のコンテント産業やキャラクター市場がどれだけ大きくなっているかを指摘した。
英語の原文: "Takahiro Miyao’s Radio Institute of Global Communications: No. 1"
http://www.glocom.org/special_topics/activity_rep/
20031104_miyao_radio1/
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