日米関係150周年を記念して、ジャパンソサエティ、日米協会および国際交流基金主催の国際会議(ラウンドテーブル)が11月4日〜5日に国際文化会館で開催された。2日間の議論は思った以上に活発で興味深いものであったが、その理由は(1)米国からネオコンを代表する論客が参加したこと、(2)中国からの参加者が日米同盟について批判的な議論を展開したこと、さらに(3)ジャーナリスト、学者、元大使など幅広い日本専門家が数多く参加して積極的に意見を述べたことである。それに対して、11月6日の公開シンポジウムの議論は、たった4人のパネリストでそれも日米の代表だけが参加したために、あまり興味深い議論の展開にならなかった。今後日米関係を論じる場合には、中国からの参加者を加えるべきと宮尾氏は結論付けている。
英語の原文: "Redefining Japan-US Alliance: Roundtable and Symposium Summary"
http://www.glocom.org/special_topics/activity_rep/
20031118_miyao_redefine/