コッサ氏は、北朝鮮に使節団を送るというアイデアについて、意図するところは良いかもしれないが、危機を解決する上では役立たないと主張する。1994年のジミーカーター元大統領による北朝鮮訪問もうまくいったとは言えず、今週北朝鮮を訪問予定のスタンフォード大学名誉教授のジョン・ルイス氏と元外交官のジャック・プリチャード氏についても、訪問のマイナス面がプラス面を上回る可能性が高いという。もしどうしても使節団を送るのであれば、より適切な人物を送るべきで、現在の使節団よりはリビアのカダッフィを北朝鮮に送ったほうがより成果が上がるのではないかとコッサ氏は皮肉っている。
英語の原文: "North Korea Delegations: Good Intentions, Bad Idea"
http://www.glocom.org/debates/20040106_cossa_north/