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注目記事 (2004/2/23)

Opinions:
 
国際通貨協議における日本の役割」 行天豊雄 (国際通貨研究所理事長)
  
行天氏は、安定的な為替相場体制をつくり、米国の赤字を減らしながら世界経済全体として成長を維持するために、国際通貨協議の開催を提案する。そこで日本は内需を拡大するとともに、そのような協議の開催のための準備を今から行い、最近重要性を増してきている中国や韓国の通貨の問題を考慮に入れて、日本自身の立場だけでなく、東アジア全体の立場から国際通貨協議に参加することが重要であると行天氏は述べている。
英語の原文: "Japan's Role in International Currency Negotiation"
http://www.glocom.org/opinions/essays/20040223_gyohten_japan/
 詳しい記事
 
Debates:
 
「米国への忠誠の代償」 田村秀男 (日本経済新聞編集委員)
  
田村氏は、Japan-U.S. Discussion Forumへの投稿の中で、日本が米国の国債を大量に買っていることについて、それは日本が米国に忠誠を尽くして、ドルを買い支えているためであるが、それには金利上昇と債券価格下落という大きなリスクが伴うと述べている。このような米国に忠誠を尽くす体質は、戦後の日本と米国との片務的な関係にそのルーツがあり、日本が自らの国を守ることができないという根本問題があることを田村氏は指摘している。
英語の原文: "The Price of Japan's Loyalty for the United States"
http://www.glocom.org/debates/20040220_tamura_price/
 
Special Topics:
 
「鳥インフルエンザから学ぶもの」 エリック・チョウ (シンガポールSIIA委員)
  
チョウ氏によれば、これまでアジア10カ国を巻き込んでいる鳥インフルエンザは、問題解決のために地域の協力という視点が必要であることを痛感させたと述べている。特に、政府の対応の透明性、一般大衆の政府への信頼の維持、このような疾病が発生する貧困の除去、そして何よりも緊密になってきているアジア諸国の地域的協力といった点が、今回の問題から学ぶべきことであるとチョウ氏は強調している。
英語の原文: "Lessons from the Bird Flu Epidemic"
http://www.glocom.org/special_topics/asia_rep/20040223_asia_s51/
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